サミュエル・L・ジャクソン似のカエル(しかも肺がない)

ボルネオのジャングルで肺のない成体のカエルが発見 - Technobahn
http://www.technobahn.com/news/2008/200804081641.html

5号館のつぶやき : 肺の退化したカエル
http://shinka3.exblog.jp/8620475/

爪があるのは、渓流で流されないためでしょうか。でも鳴かないでどうやってメスと知り合ったり縄張りを主張したりするんだろう。本当に不思議なカエルです。
■ いろいろな役割のある鳴き声
http://www.okinawa-kaeru.net/frog/frog-mame.html#3
顔はサミュエル・L・ジャクソンに似ていますね。なんかかっこいい。

変わったカエルは他にも

このニュースのブックマークコメントに、皮膚呼吸するカエルについて書いたら反応してくれた方が居たので補足。
本州の一部の山間部に生息するナガレタゴガエルというカエルは、越冬〜繁殖を渓流の中で行います。春から秋にかけては山のなかで過ごし、寒くなってくると水の中に入ってしまうのです。その間皮膚呼吸を効率よく行うために、全身の皮がびろびろに伸びます。こんな感じです。
http://bunbuku.blog.ocn.ne.jp/tankenki/2008/02/post_6387.html
こちらでは鳴き声も聞けます。
http://hitohaku.jp/education/frog/zukan/nagaretago.html
手触りがよさそうで、ちょっと触ってみたいです。
またアフリカのナイジェリアからザイールに生息するケガエルは、繁殖期に毛、というより毛っぽい感じの皮膚が伸びます。こんな感じ。
http://reptilicus-shop.hp.infoseek.co.jp/reptilicus-image.files/IMG_0561.JPG
脇腹の所にがもさもさしてますね。ケガエルが水の中で長期間過ごすのは、渓流の中に産み付けられた卵を守るためで、毛が伸びるのはオスだけです。繁殖期にオスの下半身がもっさりってなんかちょっとヤバげ。まあカエルなんですけど。
このカエル、日本ではあまり馴染みがなくて、ネット上にもそんなに写真がありません。大体はここのと同じヤツ。
http://www.petpet.ne.jp/zukan/amphibiainfo.asp?kind=125
でもいくら馴染みがないからといって、こちらのページにある
http://www002.upp.so-net.ne.jp/kujira/kaeru.html
この画像。
http://www002.upp.so-net.ne.jp/kujira/newkemojya.jpg
これは正直ないだろ、と思いました。なんかゴージャス。